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ABテストとは?
A/B testing A/B テスト
ひと言でいうと
ABテストとは、1つのウェブページで複数のパターンをランダムに表示し、特定の目標に最も大きく貢献するパターンを特定する検証です。
ABテストの仕組み
Googleアナリティクスのヘルプでは、A/Bテスト(別名: A/B/nテスト)は、1つのウェブページで複数のパターンをランダムに表示して検証するものとされています。目的は、特定の目標に最も大きく貢献しているパターンを特定することです。
Googleアナリティクスのヘルプでは、A/Bテストを実施するには、サードパーティのA/Bテストツールを統合する必要があるとされています。統合すると、テストの実施と管理はサードパーティのツールで行い、結果の解釈はGoogleアナリティクスで行えます。
Google 検索セントラルの案内には、「A/B テストでは、変更のパターンを 2 つ以上テストします。」とあります。また、「Googlebot と人間のユーザーに対して、異なる URL(ページの住所) のセットを提示しないでください。」ともあります。
- 目標を決める
- 複数のパターンをランダムに表示する
- 目標への貢献をGoogleアナリティクスで読む
- 最も貢献したパターンを選ぶ
- サイトを更新し、テスト用の要素を削除する
| 場面 | だれが | 何をするか |
|---|---|---|
| パターンを出す | サードパーティのA/Bテストツール | 1つのページで複数のパターンをランダムに表示する |
| 結果を読む | Googleアナリティクス | 統合したテストの結果を解釈する |
| 別URLに振り分ける | サイトの運営者 | 元のURLからパターンのURLへは302(temporary)リダイレクトを使う |
| noindexの代わりに | サイトの運営者 | noindex meta タグではなく、rel="canonical"を使うことが案内されている |
| 終えるとき | サイトの運営者 | 希望するパターンでサイトを更新し、テスト用の要素を速やかに削除する |
ABテストの具体例
Google 検索セントラルの案内には、テストが完了したら、テストに使ったすべての要素(代替URLやテスト スクリプト、マークアップなど)をできる限り速やかに削除するよう書かれています。
Google 検索セントラル検索側の進め方
ウェブサイトのテストと Google 検索の案内では、パターンのURLへのリダイレクトに302を使い、テストは必要以上に長く実行しないとされています。[1]
Google アナリティクス結果の解釈
アナリティクス ヘルプの案内では、サードパーティのA/Bテストツールを統合すると、テストの結果をGoogleアナリティクスで解釈できるとされています。[2]
Google オプティマイズ終了したツール
アナリティクス ヘルプの案内では、2023年9月30日以降、Google オプティマイズとオプティマイズ 360 は利用できず、実施中のテストはその日をもって終了しています。[3]
web.dev表示速度との両立
web.devの案内では、A/Bテストは一部のユーザーやテスト対象のページに限り、確実な結果を得るために必要な最小限の時間に制限するとされています。[5]
ABテスト・クローキング・オプティマイズの違い
| 何か | ねらい | いまの扱い | |
|---|---|---|---|
| ABテスト | 1つのページで複数のパターンをランダムに表示して検証する比べ方 | 特定の目標に最も大きく貢献するパターンを特定する | サードパーティのツールを統合し、結果をGoogleアナリティクスで解釈する |
| クローキング | ユーザーと検索エンジンに異なるコンテンツを表示すること | 検索ランキングを操作したり、ユーザーに誤解を与えたりする | スパムに関するポリシーで取り上げられている |
| オプティマイズ | Googleが提供していた、テストとパーソナライズを実施するツール | ウェブサイトのテストとパーソナライズの実施 | 2023年9月30日以降は利用できず、実施中のテストは終了した |
良い点と気をつける点
良い点
小さな事業者がまずやること
目標の数字を決める
予約や問い合わせなど、事業に直接つながる数字を選びます。パターンはその数字にどれだけ貢献したかで比べます。
現状を測り、順番を決める
まず現状を測り、順番を決めてから手を動かします。
ツールとGoogleアナリティクスをつなぐ
サードパーティのA/Bテストツールを統合します。実施と管理はツール、結果の解釈はGoogleアナリティクスで行います。
検索への影響を避ける設定にする
検索エンジンと人で別のURLを出さず、リダイレクトは302を使います。noindex meta タグの代わりには、rel="canonical"を使うことが案内されています。
期間を区切り、終えたら片付ける
必要な最小限の時間で終えます。選んだパターンでサイトを更新し、代替URLやテスト スクリプトなどを速やかに削除します。
数字の見方
ABテストで見る数字は、事業の目標に直結するものに絞ります。どの数字を目標にするかは、KPI(重要業績評価指標)の考え方で先に決めておきます。
- 目標への貢献
- パターンごとに、目標に貢献した数を比べます。特定の目標に最も大きく貢献したパターンが選ぶ候補です。
- パターンごとの結果
- 統合したツールの結果をGoogleアナリティクスで解釈します。web.devの案内では、ページ分析、インタラクション分析、実際のユーザーのパフォーマンス測定は、サーバーログ、コンバージョン データ、A/Bテストと組み合わせることで特に価値が高まるとされています。
- テストの期間
- 確実な結果を得るために必要な最小限の時間に収まっているかを見ます。必要以上に長く実行していないかも確かめます。
- テストの対象範囲
- 一部のユーザーやテスト対象のページに限れているかを見ます。ほかのページまで遅らせていないかを確かめます。
見る数字を 1 つか 2 つに決める考え方は KPI で説明しています。
BLOOM CONSULTINGではどう考えるか
BLOOMでは、ABテストを始める前に、どの数字を良し悪しの物差しにするかを決めます。予約や問い合わせなど、事業に直接つながる数字を選びます。
現状を測り、順番を決めてから、パターンを用意します。ABテストの目的は特定の目標に最も大きく貢献するパターンを特定することなので、その目標の数字は先に決めておきます。
ABテストについてよくある誤解
- 誤解検索エンジンに見せるページと、ユーザーに見せるページを分けてテストしてよい。
- 実際はGoogle 検索セントラルの案内は、Googlebotと人間のユーザーとで、異なるURLのセットを出さないよう求めています。
- 誤解テストは長く続けるほど安全で、結果も確かになる。
- 実際は必要以上に長く実行していると、検索エンジンを欺く意図があるとみなされ、措置を講じられることがあります。確実な結果を得るために必要な最小限の時間に制限します。
- 誤解Googleアナリティクスだけで、ABテストを実施できる。
- 実際はGoogleアナリティクスで実施するには、サードパーティのA/Bテストツールを統合する必要があります。実施と管理はツールで行い、結果の解釈をGoogleアナリティクスで行います。
よくある質問
Google オプティマイズはいまも使えますか?
使えません。2023年9月30日以降、Google オプティマイズとオプティマイズ 360 は利用できなくなり、実施中のテストとパーソナライズはその日をもって終了しています。
別のURLへ振り分けるときは、301と302のどちらを使いますか?
302(temporary)リダイレクトを使います。元のURLからパターンのURLへユーザーを振り分ける際は、301(permanent)ではなく302とされています。
テストが終わったら、何をすればよいですか?
希望するパターンでサイトを更新します。代替URL、テスト スクリプト、マークアップなど、テストに使ったすべての要素を、できる限り速やかに削除します。
参考・一次情報
ABテストと一緒に知っておきたい用語
自社の場合はどうすればよいか
ABテストが自社にどう関わるかは、事業の状況によって変わります。まず現状を整理し、先にやると効きやすい順番をお伝えします。オンラインで45分ほど、その場で契約をお勧めすることはありません。
自社のサイトで確かめたいときは、Web集客の自己診断チェックリストへ。