マーケティング用語辞書 Webサイト・UX
ページ表示速度とは?
Page speed
ひと言でいうと
ページ表示速度とは、体感の読み込みの速さを測る LCP をはじめ、INP や CLS といった指標で見るものです。指標ごとに、良いとされる値が示されています。
ページ表示速度の仕組み
web.devの案内には、表示(LCP)、反応(INP)、ずれ(CLS)の指標があります。それぞれに、良いとされる値が示されています。
web.devの案内では、Web Vitals はサイトの体験を数字にし、改善できる点を見つける助けになります。実験室での計測は大切ですが、現場での計測の代わりにはなりません。全体像を正確につかめるのは現場での計測だけ、と案内されています。また、利用者の体験の質を整えることは、ウェブ上のどのサイトにとっても長期の成功の鍵とされています。
Google 検索セントラルの案内では、Core Web Vitals は検索の順位づけの仕組みに使われています。一方、Core Web Vitals 以外のページ体験の要素は、検索結果の順位を直接上げることはない、とされています。また、順位づけの仕組みでうまくいきたいサイト運営者は、ページ体験の一つか二つの面だけに集中するべきではない、とされています。Google の仕組みは、良いページ体験を提供する内容を評価しようとします。
| 指標 | 何を見るか | 良いとされる値 |
|---|---|---|
| LCP(表示) | 体感の読み込みの速さ | ページを開き始めてから 2.5 秒以内 |
| INP(反応) | 利用者の入力に、ページが安定して反応したか | 200 ミリ秒以内。500 ミリ秒を超えると悪い値 |
| CLS(ずれ) | 累積のレイアウトのずれ(Cumulative Layout Shift)。安定した Core Web Vital の指標 | 0.1 以下。0.25 を超えると悪い値 |
ページ表示速度の具体例
web.devの案内では、LCP は体感の読み込みの速さを測る、重要で安定した Core Web Vital の指標です。CLS も、安定した Core Web Vital の指標とされています。
LCP の対象には、url() 関数で読み込む背景画像の要素も含まれます。CSS のグラデーションとは区別されています。
Largest Contentful Paint (LCP)表示の指標
体感の読み込みの速さを測る指標です。良い体験のため、2.5 秒以内を目指すこととされています。url() で読み込む背景画像の要素も対象になります。[2]
Interaction to Next Paint (INP)反応の指標
INP が低いことは、ページが利用者の操作に安定して反応したことを表します。良い値は 200 ミリ秒以内、悪い値は 500 ミリ秒超です。FID の後継の指標です。[3]
Cumulative Layout Shift (CLS)ずれの指標
安定した Core Web Vital の指標です。良い値は 0.1 以下、悪い値は 0.25 を超える値です。[4]
ページ表示速度・Core Web Vitals・UX の違い
| 何を見るか | 検索との関係 | 見方 | |
|---|---|---|---|
| ページ表示速度 | 表示(LCP)・反応(INP)・ずれ(CLS)といった体感の指標 | 順位に使われるのは Core Web Vitals の部分で、ほかの要素は直接順位を上げない | 体感を数字にして、改善できる点を見つける |
| Core Web Vitals(core-web-vitals) | LCP や CLS は、安定した Core Web Vital の指標とされている | 検索の順位づけの仕組みに使われている | 指標ごとに良い値が示されている。たとえば LCP は 2.5 秒以内 |
| UX(ユーザー体験)(ux) | サイトの体験の質は、Web Vitals で数字にして見ることができる | Core Web Vitals 以外のページ体験の要素は、検索結果の順位を直接上げることはない、とされている | 体験の質を整えることが、サイトの長期の成功の鍵とされている |
比べた言葉の説明: Core Web Vitals・UX
良い点と気をつける点
良い点
小さな事業者がまずやること
表示・反応・ずれの指標を知る
表示(LCP)・反応(INP)・ずれ(CLS)が、ページ表示速度を見る体感の指標です。LCP は体感の読み込みの速さを測る指標です。
現場での計測を知る
実験室での計測は、現場での計測の代わりになりません。全体像を正確につかめるのは現場での計測だけ、と案内されています。
良い値と悪い値を知る
LCP は 2.5 秒以内、INP は 200 ミリ秒以内、CLS は 0.1 以下です。INP の悪い値は 500 ミリ秒超、CLS の悪い値は 0.25 超です。
事業につながる数字を選ぶ
予約や問い合わせなど、事業に直接つながる数字を選びます。ページ表示速度の数字は、その数字と並べて見ます。
順番を決めてから手を動かす
まず現状を測り、順番を決めてから手を動かします。
数字の見方
ページ表示速度の指標は、事業の数字と並べて見ます。
指標の値は、実験室での計測だけで済ませず、現場での計測でも確かめます。全体像を正確につかめるのは現場での計測だけ、と案内されています。
- LCP(表示)
- 体感の読み込みの速さを測る指標です。2.5 秒以内が良い値とされています。
- INP(反応)
- ページが操作に安定して反応したかを見る指標です。200 ミリ秒以内が良い値で、500 ミリ秒を超えると悪い値です。
- CLS(ずれ)
- 安定した Core Web Vital の指標です。0.1 以下が良い値で、0.25 を超えると悪い値です。
- 予約や問い合わせの数
- KPI(重要業績評価指標) の辞書にあるとおり、事業に直接つながる数字です。速度の指標とあわせて、動きを見ます。
見る数字を 1 つか 2 つに決める考え方は KPI で説明しています。
BLOOM CONSULTINGではどう考えるか
BLOOMでは、まず現状を測ります。ページ表示速度では、表示・反応・ずれの指標ごとの値が、その現状にあたります。
予約や問い合わせなど、事業に直接つながる数字を選び、ページ表示速度の指標(LCP・INP・CLS)をその数字と並べて見ます。速さの指標だけで終わらせず、事業の数字とあわせて見ます。
現状を測り、順番を決めてから手を動かします。ページ表示速度でも、指標ごとの値を見て、どこから直すかを決めます。
ページ表示速度についてよくある誤解
- 誤解ページ表示速度は、読み込みが終わるまでの秒数で決まる。
- 実際は表示(LCP)・反応(INP)・ずれ(CLS)といった体感の指標で測ります。LCP は 2.5 秒以内、INP は 200 ミリ秒以内、CLS は 0.1 以下が、良い値とされています。
- 誤解速くすれば、検索の順位は上がる。
- 実際はCore Web Vitals は順位づけの仕組みに使われますが、体験が劣るページでも関連性の高い内容は表示されることがあります。
- 誤解実験室で測った値があれば、現場の測定は要らない。
- 実際は実験室での計測は現場計測の代わりになりません。全体像を正確につかめるのは現場計測だけです。
よくある質問
LCP の良い値はどれくらいですか?
ページを開き始めてから 2.5 秒以内が、良い体験のための目安とされています。
INP と FID の関係は?
INP は First Input Delay(FID)の後継の指標です。良い値は 200 ミリ秒以内です。
CLS の良い値と悪い値は?
良い値は 0.1 以下、悪い値は 0.25 を超える値です。
検索の順位に関係しますか?
Core Web Vitals は順位づけの仕組みに使われています。それ以外のページ体験の要素は、直接順位を上げるものではありません。
参考・一次情報
ページ表示速度と一緒に知っておきたい用語
- KPIKPIとは、Key Performance Indicator(重要業績評価指標)の略で、目標に向…
- Core Web VitalsCore Web Vitalsとは、Googleが定めた、ページの使い心地を測る指標です。表…
- SEOSEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で、Google…
- UXUXとは、User Experience(ユーザー体験)の略で、サイトやサービスを使った…
- Search ConsoleSearch Consoleとは、自分のサイトが Google 検索でどう表示され、どれだけ…
- 検索順位検索順位とは、ある言葉で検索したときに、自社のページが検索結果の中でだ…
自社の場合はどうすればよいか
ページ表示速度が自社にどう関わるかは、事業の状況によって変わります。まず現状を整理し、先にやると効きやすい順番をお伝えします。オンラインで45分ほど、その場で契約をお勧めすることはありません。
自社のサイトで確かめたいときは、Web集客の自己診断チェックリストへ。